昨今、調剤過誤が問題となっておりますが、ひとたび発生してしまえば患者様の健康被害はもちろん、薬局経営にまで影響を及ぼすことになり、

薬局の皆様方のストレスは計り知れないものがあると思われます。

その対策のひとつとして、ピッキングシステムを導入される調剤薬局様が増えております。

ミスゼロ子」は、 調剤時にハンディターミナルでバーコードを読み取り、

 医薬品の取り間違いを未然に防止するピッキングシステムです。

調剤ミスの殆どがヒューマンエラーに起因しており、ピッキングシステムを利用する事で、確実に調剤ミスが減ることが多くの調剤薬局で実証されております。

「ミスゼロ子」は、患者様だけではなく、薬剤師、ひいては薬局全体を守るシステムとなっております。

ミスゼロ子開発の経緯

近年、数件の調剤過誤が続けてマスコミに登場。
発生率は極めて少ないとはいえ、患者様、そして私達調剤現場にとって「あすは我が身」の深刻な事態です。
しかし、その対策としての有効なシステムはなく、「それならば」と私達がその開発を行うことにしました。
調剤ミスの要因を調べる中で、「経験や努力だけでは防げない」、「コンピュータの導入が不可欠」と直感。


試行錯誤の末、平成12年10月に調剤過誤防止システム・ミスゼロ子の開発に着手し、約1年間に及ぶ調剤現場での実証を重ね、本システムを完成させました。
現在、厚生労働省主導のもと医療現場のIT化が進められており、私達調剤の現場でも時代の流れに迅速に対応すべく、ミスゼロ子の普及を図る活動を続けています。